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PWA韓国/16名に日本人参加、大西5位に

2012 Ulsan World Cup Korea
May 05 - May 11 2012 ::: World Cup
all photos are from PWA / John Carter

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大波乱に富んだPWA韓国ウルサンが幕を閉じた。
日本人参加選手はメンズに浅野、生駒、岩崎、賀来、国枝、中井、小野、酒井、鈴木コング、塚本、渡辺、山田、レディスは穴山、古澤、大西、鈴木ブン子(以下も敬称省略)の計16名。
大会2日目最初のファイナルでトップをひいたのは、トルコのボラ・コザノグル。フィニッシュライン間際でゴミをひっかけて大幅にスピードダウンしながらもアントワンを抑え、センセーショナルなトップフィニッシュを飾った。またこの日、光ったのは山田。2回戦を終盤まで3位で走り、セミファイナルに進むかというほどの快走だった。
この日行われたレディスではブン子もファイナルに進出し、5位と良スタートを切った。レディスはカレンがまさかの1回戦でリコール。バレリーがまずはトップフィニッシュした。

中1日のウエイティングでヒート再開。期待の浅野は1回戦勝ち上がるもその上になかなか勝ち上がれず。メンズは最初のラウンドでトップフィニッシュしたボラもその後精彩を欠き、アントワンやビヨンも早さが際立つことは少なかった。そのなかで安定していたのがアントワン・ケステル、マイカ、そしてベン。マイカはトップこそは取らなかったが、最初のラウンドを除いて常にファイナルを走り、最終レースでそれまで総合トップだったケステルがコースミスをし、ファイナルに上がれなかったチャンスを生かして優勝。ビヨンは大会後半に足を怪我して途中からレースに参加できず、総合9位と残念な成績で終わった。
この大会は海面に多くのゴミが浮いていたことやかなりガスティだったことも要因となって、大御所のビヨンやアントワンも含めコンスタントに上位を走れる選手が少なかった。そして目立っていたのはベンやロス、アントワン・ケステルやジュリアン・クィンテルなどの若手の選手だった。世代交代の時期にさしかかっているのかという印象を受ける大会だった。

レディスはカレンとバレリーの2大女王がやはり強かったが、コンスタントな走りを見せたデフィネ・クシンの走りが光った。そして何より最後のラウンドで2大女王を抑えて2位となった大西富士子の走りは見ている日本人を熱くした。これからの活躍が楽しみな選手のひとりだ。

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The 2012 PWA Ulsan World Cup Overall Standings : Men's Slalom
1st Micah Buzianis (JP / MauiSails)
2nd Antoine Questel (Starboard / Loft Sails)
3rd Ross Williams (Tabou / Gaastra)
4th Antoine Albeau (RRD / NeilPryde)
5th Ben Van Der Steen (Starboard / Loft Sails / Mystic)

The 2012 PWA Ulsan World Cup Overall Standings : Women's Slalom
1st Valerie Arrighetti (Tabou / Gaastra / Mystic)
2nd Karin Jaggi (Patrik / Severne)
3rd Delphine Cousin (JP / NeilPryde)
4th Fanny Aubet (JP / NeilPryde)
5th Fujiko Onishi 

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