• home>
  • ニュース&INFO詳細

PWA 2011ポッゾ・グランカナリー

2011 Pozo Gran Canaria
Jul 05 - Jul 10 2011 ::: World Cup
all photos are from PWA / John Carter


ローカル強し! フィリップ・コスターとダイダ・モレロが勝利
強風で有名なポッゾが今年はさらにそのイメージを強めた。50ノットを越える風で行われた6日間のイベントではダブルイリミネーションまで成立。地元の選手の活躍に観客が沸いた。

pwa_pozo_philip.jpg

メンズ
波を知り尽くしたフィリップがストールドフォワードやワンフット・バックループをメイクし、初日から観客とジャッジにアピール。セミファイナルではフィリップと対戦したリカルドがホーンと同時にダブルフォワードに飛び出た。メイクは出来なかったものの、すぐにその後ダブルフォワードを成功させた。しかしボードを破損、その間にフィリップがプッシュフォワードやウェイブ360で得点を稼ぎファイナルへ駒を進めた。またもうひとつのファイナルはビクターとブラウジーニョの対戦となり、ビクターの美しいウェイブライディングとクリーン・テーブルフォワードによって、ファイナル行きが決まった。

ファイナルではヒート開始後30秒で、フィリップがダブルフォワード、プッシュフォワード、ワンフット・バックループをメイク。一方ビクターは得意のウェイブライディングで点を稼ぎ、バックサイド360をメイク。その後ビクターはローラーコースターをメイクしたが、ダブルフォワードの着水が上手くいかず、結局シングルはフィリップの勝利。
ダブルイリミネーションで勝ち進んだのはセイラーオブザデイを獲得したダリオ・オジェダ。ロビー・スイフト、カウリ、ブラウジーニョ、リカルドを破りファイナル一つ前までのぼり詰めた。迎えた50ヒートは大会期間中もっとも波が大きかったヒートだった。対戦相手のビクターはバックサイド360やシャカからのフロントサイドターンへ入るムーブでアピール。ジャッジはストレート10点でビクターがファイナルへと進んだ。
ダブルのファイナルは再びビクターとフィリップの対戦。最初にダブルフォワードに飛び出したふたりは次にそれぞれ、ウェイブ360とゴイターへ。その後のバックループ後、ビクターは不運にも道具を流してしまい、再び道具を手にしたのはフィリップが多くの得点を稼いだ後だった。

pwa_pozo_victor.jpg

レディス
シングルは姉妹対決を制したダイダの勝利。ダブルイリミネーションでは一番下から勝ち上ってきたカレンがイバヤと対戦。ここで力つきたように見えたカレンを破り、再びファイナルは姉妹対決となった。ふたりはジャンプからヒートをスタートされたが、ダイダはダブルフォワードをウォータースタートポジションまで成功させ、さらに観客の度肝を抜くフロントサイドエアリアルをメイク。これが決め手となり、タイトルはダイダの手中に。

pwa_pozo_daida.jpg

リザルト
MENS
1 Philip Köster G-44
2 Victor Fernandez Lope E-42
3 Dario Ojeda E-211
4 Ricardo Campello V-111
5 Marcilio "Brawzinho" Browne BRA-105
6 Kauli Seadi BRA-253
7 Robby Swift K-89
7 Alex Mussolini E-30
9 Eleazar Alonso Sanchez E-41
9 Daniel Bruch G-1181
9 Jaeger Stone KA-120
9 Marcos Pérez E-7

WOMEN
1 Daida Ruano Moreno E-64
2 Iballa Ruano Moreno E-63
3 Karin Jaggi Z-14

pwa_pozo_prize.jpg

ページトップへ